広島市議会定例会にて議案質疑(中央図書館等移転に関連して)

活動報告

本日2月21日、広島市議会定例会にて議案質疑を行いました。
第140号議案 財産の取得:中央図書館及び映像文化、ライブラリー移転、他土地及び建物一部買い入れについてです(約70億円※これは移転のための費用の一部です)。

広島駅南口開発(株)については、過去、広島市議会の議決の上、令和3年3月31日付けで広島市と銀行など金融団、そして広島駅南口開発株式会社の三者で損失補償契約が締結されている。広島市から南口開発への貸付金の金利引下げ、返済期間延長の変更契約も締結した。これらを受けて銀行などから金利の引下げ、返済期間の延長の支援を受けている状況です。

私が議員にならせていただく前の期で付帯決議がついての比較など、市議会では中央図書館の今後について懸命に議論されてきました。

今、こうして、中央図書館等移転のために広島市がエールエールA館の一部土地フロアを買い始め、広島駅南口開発(株)がそれを借金返済に充てていくという。
エールエールA館への中央図書館移転とは、赤字体質の第三セクターにさらにお金を融通するための手段だったのか?という思いを禁じえません…。

中央図書館等移転については新年度予算にも出ていますので引き続きみてまいります。

(議案質疑より)
広島市が買おうとする物件には何重にも抵当権がついている、広島駅南口開発(株)はそれをどうするのか
→広島市は抵当権が解除された状態で不動産売買手続きを行う

南口開発が解除する抵当権はいくつあるのか?
→広島市ほか金融機関の抵当権が合計84件設定されている(会議場どよめく)。

南口開発は市から受け取った購入金を、銀行への返済にあてるのか
→リニューアル設備投資、手持ち資金確保、長期借入金の繰り上げ返済にあてる

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