本日、広島市議会6月議会最終日でした。補正予算が可決しました。
補正予算は議案一つにコロナワクチン等々複数の事業が入っています。
賛成多数で可決するだろう補正予算。その中で疑問を感じている事業にどのような形、角度で関わっていくか、ここ数日もやもやと考えていたのですが、
先日議案質疑した平和大通りPark-PFI事業には”条件を付して賛成”として討論をしました。
昨日の経済観光環境委員会での他の議員の質疑も参考に、以下のような意見を付しました。
- 飲食、物販施設配置・運営においては、平和大通りの歴史的背景を考慮し、特に鎮魂のための原爆碑等について、質疑でも申し上げたように、静かで落ち着いた環境に置かれるよう十分配慮すること
- 事業者からの計画を市民に示す際には原爆碑等の関係者にも周知し意見を求めること
- 町内会などに入っておらず計画を知らない住民への周知方法を工夫・徹底し、個々の住民からの意見聴取の機会を設けること
- 事業者、地元関係者と広島市で構成する連絡協議会は、定期開催に加え、特に地元関係者、地元住民の要望に応じて随時開催し、協議会での意見を最大限考慮すること
- 事業者に提出を義務付ける事業報告書については、広島市が厳密に精査し指導すること
事業者からの計画は事前に示されるので、バリアフリートイレや歩きやすい歩道、樹木の保全整備とともに、にぎわい施設がどのように提案されるか、原爆碑との距離感等々、しっかりチェックしていきます。
(参考)
令和6年度6月補正予算 - 予算|広島市公式ホームページ|国際平和文化都市
広島市令和6年度6月補正予算