9/7、広島市議会、都市活性化対策特別委員会（第一回）。
私は渝華園のこと等4点ほど準備し質問したが、あまり良いパフォーマンスではなかったと思う。反省しつつ次に備えたい。
ところで、中央公園内の中央図書館や青少年センター跡地について、資料に「質の高い文化芸術を鑑賞できるホールやコンベンション…」という記述があった。
そもそも、中央図書館や青少年センター移転について、現地建替えと移転の比較で移転が安い、と前の期の議会で議決されたのに、今になって広島駅前エールエール館への移転費用が大幅に膨れ上がる見込みとなっている。市民の方から移転反対の請願、署名も複数出ており、懸念の声は大きい。
図書館という文化芸術施設を中央公園から追い出しておいて、跡地にホール。その上、「質の高い」とは。実は私もこの資料の記述に腑に落ちないものを感じてモヤモヤしていたが、力不足で発言まで持っていけなかった。
この「質の高い文化や芸術を鑑賞できる」という表現について、文化芸術基本法※に鑑み、行政が「質の高い文化芸術」かどうか判断するのはいかがかと、公明党の並川議員が質問し、担当課から、記載を修正する という言質を取っていた。
ただの言葉の表現ではあるが、この資料を基に今後、計画がされていくので、市民の生活に関わる重要な指摘だったと思う。
それぞれが所属する党としての動き（私はそもそも党に属していないが…）とは全く別に、それぞれの議員から時々、きらりと光る質問がある。その積み重ねで市政を質していく面がある。
私も早くそのように…。日々、焦りつつ、勉強しつつです。
文化芸術基本法：
文化芸術を創造し，享受することが人々の生まれながらの権利であることに鑑み，国民がその年齢，障害の有無，経済的な状況又は居住する地域にかかわらず等しく，文化芸術を鑑賞し，これに参加し，又はこれを創造することができるような環境の整備が図られなければならない
