2023年に向けて

門田よしこ 活動報告

広島市中区小網町のブックカフェ、りんご堂でふと買い求めた『原爆句抄』。
長崎の原爆で妻と三児を失った、松尾あつゆきさんによる自由律俳句。

「のぎくわたしよりほかおもうものないおまえの日である」(松尾あつゆき)

今年は、長崎の日に広島に来てくださった朗読グループの方とお知り合いになったり、永井隆記念館(本川小学校には永井隆博士ゆかりの薔薇が植えられています)の館長さんのお話を聞く機会があったり、長崎にご縁をつないだ年でした。

そして、2月から始まったロシアのウクライナ侵攻はまだ終わりが見えない。
…実は、来春の挑戦を決心した理由の一つでもあります。
この世に絶望するのは簡単だけれど、自分が関わって、少しでも良く出来ることがあるなら。役に立てる事があるなら、取り組みたい。

2022年12月31日中国新聞社説の一節「苦難に立ち向かう人たちを支えることのできる政治、社会を目指したい。」に深く頷き、心に刻む大晦日です。

「仏へ雪朝の鉦の音よろし良きことあるべし」(松尾あつゆき)

一年の終わりに 安心して暮らせる世に | 中国新聞デジタル
 先の見えない不安が一向に消えない。どこかもやもやする。多くの人が、そんな大みそかを迎えているのではないか。...
原爆句抄


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