広島でのG7。核兵器を持つ国々と核抑止を確認することがこの広島で行われていることに、大きな違和感、苦さを感じつつ…
中国新聞が、地元新聞社としての矜持を持って出しているG7特別紙面に見入っています。
写真は、G7初日の特別紙面（「歩もう。核なき明日へ Moving forward together toward a future without nuclear weapons）。
5月20日は、C7※のセッションのひとつ「西サハラ」緊急記者会見を拝聴しました。
会見を行ったスウェーデンの人権活動家、サナ・ゴトビさん、ベンジャミン・ラドラアさん。
二人は西サハラ支援を訴えるため、自転車で世界中を巡っているそうです。https://solidarityrising.com/
・西サハラは1975年～、モロッコが実効支配（不法占領）している
・G7の国々の中で、米国トランプ政権は2020年にモロッコの西サハラ主権を承認した
・現在起きているウクライナ問題に対するG7の国々のスタンスと、ダブルスタンダードになっているのではないか
西サハラについて、詳しくは 西サハラ友の会 https://fwsjp.org/ をご参照ください。
私は結構、タコが好きで、産地表示の「モロッコ」になじみがあったのですが、
実は、西サハラで水揚げされるタコは、モロッコ産として輸出されており、
日本で消費されるタコのうち、じつに11%（2021年度）が「西サハラのタコ」なのだそうです。
すべてはまず、知ることから。と思った時間でした。
※「Ｃ７」の「C」は、「市民社会（Civil Society）」のC。
グローバル課題に関して、Ｇ7と対話するための市民社会組織のネットワーク。
C7以外にも写真の通り、様々なネットワーク、団体が、「エンゲージメントグループ」として、G7首脳に対し提言を行ってる
