予算特別委員会(厚生関係)いきいきポイント事業

予算特別委員会(厚生関係)門田佳子 活動報告
予算特別委員会(厚生関係)門田佳子

はじめての予算特別委員会が始まりました。
新年度予算にある事業について質す機会です。
2/29、3/1の最初の二日は厚生関係。
会派の人数ごとに発言時間が定められていて、私は一人会派で14分まで。
これが大会派になると、人数分の長さが与えられることから、会派内で調整して、この分野はこの人で30分、40分、などと長時間の質疑ができるわけです。

さて、私は事業が7年目を迎える「高齢者いきいき活動ポイント」を取り上げました。
人口減が続く中、介護保険料の値上がりが懸念、問題視されている。
いきいきポイント事業は介護保険料と同じ財源、介護保険事業特別会計(介護特会)、そこに毎年10億円以上をつぎこんでいる。

【今回の予算10億3398万円の内訳】
褒賞費 7億5871万2千円、事務費 2億7521万8千円

【過去直近のデータで、ポイント手帳を送付した人数と、奨励金を受け取るために手帳を提出された人数、参加率】
R3.9~R4.8の実績で、手帳送付が252,909人、提出は81,846人、参加率32.4%

広島市の65歳以上の方のうち、3割程度の方のための事業を10億円かけて行っていると言えると思います。事務費が2.7億円かかっているのも、懸念点。何しろ紙の手帳に押されたスタンプのチェック等も業務に入っているのです。

どうしても事業を続けるというならば、せめて既存のポイントアプリに統合すれば事務費は抑制できるはず…。検討を始めるよう求めました。
答弁は、広島市の高齢者のスマホ使用率の低さから、既存のポイントアプリ(としポなど)への統合は当座は考えていないというものでした。

近隣自治体では一部でスマホアプリの試行が始まっている。
広島市の出遅れを懸念しています。

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