6月議会が終わりました。初、議案質疑は…

活動報告

雨が降る度に防災情報を気にするこの頃です。
6月30日に6月定例会が終わりました。

3人以上の議員がいる交渉会派の新人議員は「一般質問」(30分持ち時間あり、内容もかなり自由)に立ちました。
5つある、一人会派(私もその中の一人)からは、今回、一般質問は、無し。私は「議案質疑」(特定の議案について質す)を行いました。

議会を傍聴したり、ネットで観て、「紙芝居だなあ」「脚本の通り読んでいるんだなあ」と思ったことはありませんか?
今回、初めての議案質疑のために担当課とやり取りをしてみて、そうか、こうなっているのか…と思う事しきりでした。
議会で発言された言葉には重みがあり、発言した内容には(行動)責任を伴う。答弁は非常に練られたものになる。当意即妙なやり取りなどあり得ない…。

6月議会の後、初めてのニュースレターの作成に取り組み、これまた不慣れゆえ、だいぶ時間がかかってしまいましたが再来週には発行予定です。やっと、お届けできます!

【門田の初めての議案質疑について】
保険料も原資となる「介護保険事業」の新事業について、センサーに向かって歩くことで歩行姿勢を分析する「歩行姿勢分析」は無駄な事業にならないか?
フレイル※予防事業として「やった感」だけの無駄遣いになってはいけない、という思いから質疑に立ちました。

第67 号議案 令和5 年度広島市介護保険事業特別会計補正予算(第1 号)新規事業デジタル技術の活用によるフレイル予防推進事業について
事業費:4,180 万2 千円
財源内訳:国庫補助金1,045万円、県補助金522万5千円、保険料961万5千円、
支払基金交付金1,128 万7 千円、一般財源522 万5 千円

(質疑を終えての所感)
歩行姿勢の分析結果をデータベース化するなら、精緻なデータ分析、活用に研究機関との連携が必要ではと提言しましたが明確な答弁は得られず残念です。

現在の介護保険の厳しさを考えると帯状疱疹予防ワクチン(東京都は2023年開始)や補聴器購入助成など、もっと直接的なテコ入れをという思いもあります。ただ、ひろく高齢者の方のQOL(生活の質)を保つにはフレイル予防も大切ではあります。
当事業は2024 年1 月からスタート予定。実施するからには有効に活用されるよう、状況を見守り、
必要な提言を続けていきます。

※フレイル
病気ではないけれども、年を重ねることで筋力や活力が低下し、介護が必要になりやすい、健康と要介護の間の状態のこと。フレイルを有すると認知機能が低下しやすく、認知症を発症するリスクが高いといわれる。

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