広島市議会6月定例会中、こども文教委員会で、議案:安佐自然体験交流センター整備(現・広島市青少年野外活動センター・こども村)について問いました。
マツダスタジアム30個分!!の広さの、自然に親しむことができる施設ですが築55年となり再整備を計画しています。家庭の状況などによる、子どもの体験格差が懸念されるなか、自然と触れ合い、野外活動ができる、宿泊もできる、重要な施設です。実際、広島市立小学校の半分、中学校の5分の1が安佐自然体験交流センターを宿泊つきで利用しています。
私が現地を見学した際も、小学校の生徒たちが、かまどで食事の準備をしていたり、幼稚園の園児たちが里山体験ゾーンに集まっているなど、利用されている様子が伺えました。
事業のあらまし
〇築55年以上の広島市青少年野外活動センター・こども村をDBO方式※で再整備するー>昨年は入札不調。仕様見直し、事業費増額を行った
〇債務負担行為の設定(令和9~13年度)限度額58億9600万円
※DBO(Design-Build-Operate)公共施設などの整備・運営について、施設の設計・建設、維持管理・運営まで民間事業者に一括して委託すること
今後、再整備が順調に進めば、R11年度内には宿泊と学習ゾーンがオープンし、R14年には全面オープンになる見込みです。

門田の質疑
門田:R6年:40億円、R7年:物価上昇理由で45億円としたが応札がなく、今回の全体事業費はさらに14億円増の約58億9千万円となっている。主な内訳は?
青少年育成課:事業者への調査等の結果、宿泊定員を300名->270~300名、食堂の席を300席→150~300席など規模見直しを行った。同時に、水槽、ポンプ、給水管などの設備更新の一部追加や大広場への防球フェンス設置などを追加した。
補足)野外活動センターには水道は引かれてないので、井戸水等を浄化施設で浄化して使っているそうです。敷地内の給水管が老朽化して水漏れなど起きており、給水設備も再整備するということです。
門田:新施設では体育室をふくめ各室に空調を整備するというが、既存の受変電設備では容量が足りないのでは、債務負担行為額に受変電設備整備費用は含まれているのか?
担当課:債務負担行為額に受変電設備整備費用を含んでいる
門田:整備費用には辺地対策事業債を充当するとのこと、交付税措置や広島市の持ち出しはどうなるのか?
担当課:事業の特定財源として、辺地対策事業債を活用予定である。元利償還金の80%相当額が交付税措置されることから、市の実質的な一般財源負担は20%となる。
門田:既存体育館は古いが天井高がありバレーボールなど活用されていると聞いた。
新施設の体育室でも、既存の体育館と同様にバレーボール等行えるのか?
担当課:新施設の体育室ではバレーボールのほかバスケットボールやバドミントンができる広さ、高さを確保する。既存の体育館と同様、引き続きスポーツ活動やレクリエーションで利用可能。

門田:現行施設では宿泊の場合のみ使用料がかかる。新施設ではどうなるのか?
担当課:市の類似施設を参考に、デイキャンプでのキャンプ場利用、スポーツ、レクリエーションでの広場、体育室等日帰り利用でも条例の範囲内で利用料金を徴収する。遊具等設置するプレーパークは利用は無料。
門田:昨年度の熊の目撃情報を受けて、施設では電気柵やカメラ、ラジオの常時放送など対策していることを確認した。今後、もしも目撃情報があった場合、どのような対応が考えられるか?
担当課:速やかに区役所に通報し、追い払いを実施、県策定の「イノシシ・シカ・サル・クマ市街地出没対策マニュアル」をもとに、熊出没場所付近の閉鎖、夜間早朝の活動の制限等を実施する。
施設の管理運営では利用者の安全確保が最優先と考える。新施設の指定管理者にも、現施設での対応も参考にしながらしっかりと熊対策を講じることを求めたい。




