6月26日、広島市議会6月議会最終日、補正予算の討論に立ちました。
中央図書館整備について、他の議員の議案質疑や、自分自身前日の総務委員会質疑で納得いかなかった部分を意見として付して賛成としました。(補正予算は賛成多数で可決。)
また、「全ての武力紛争の平和的解決を求める決議案」を全会一致で可決。
トランプ大統領の看過できない発言!そしてガザ地区の非人道的状況に触れた内容となっています。
詳しくは下記をご覧ください。
【中央図書館整備について意見として付し賛成】
・移転整備費用
中央図書館の移転整備に伴う配管位置変更や内装工事に7,149万6千円を追加で支出するという補正案だが、平成11年当時の設計業者への特命随意契約なのだから実施設計段階で何らかの対処ができたのではないか・自習室が7カ月間使えないことへの対応
中央図書館の休館により自習室が9月15日から7カ月利用不可となる。特に利用の多い学生に配慮し、区民文化センターなどを代替自習室として開放し、広報するよう求める・新図書館には駐輪場が無い
現図書館では無料駐輪が可能だったが、新図書館には無料駐輪場がないため、特に学生の利用者に有人の市営駐輪場等での無料措置を求める・フロアの賃料負担
エールエールA館のフロア購入が進まず、年約9,500万円の賃料負担が続く。10年賃貸すれば購入より高額となる。早急に賃料軽減策を
【決議案第3号「全ての武力紛争の平和的解決を求める決議案」を全会一致で可決】
決議案第3号 全ての武力紛争の平和的解決を求める決議案
イスラエルによるイランの核施設攻撃とイランの反撃、そして、米国のイラン核施設攻撃と、中東における軍事衝突の応酬が続いている。イラン核施設への攻撃につい て、米国のドナルド・トランプ大統領が、 広島と長崎への原爆投下になぞらえ、「戦争を終わらせた」と発言したとされる。また、ガザ地区の非人道的状況は悪化の一途であり、ロシアによるウクライナ侵攻も終わりの見通しが立たない。
無辜の民が犠牲となり、 今なお、 市民の生命が危険にさらされようとしている。被爆地・広島として、原爆投下を正当化するような発言、市民の自由を脅かす事態は決して看過、 容認することはできない。
被爆80年を迎える広島市において、ヒロシマの心である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を願う本市議会は、人道的立場から全ての武力紛争の平和的解決を強く求める。
以上、決議する。令和7年6月 26日
広島市議会
