被団協がノーベル平和賞受賞という嬉しいニュース。被爆者の方々が続けてこられた根気強い運動に改めて敬意を表します。
平和記念資料館の来館者数は更新を続けていて、12月の授賞式でますます「この機会に資料館を見ておこう」と来館者が増えるのではと想像しています。
時々新聞等でも報道される「平和記念資料館の混雑問題」はほぼ、館外の行列(待ち時間)問題から館内での混雑問題に移っています。
待ち時間問題は、Web予約やチケット販売機の導入等でおおむね解消。
今、問題なのは、館内での混雑。
県外や海外からのお客様を案内して入ったが、これは!?と市民の方からも多くご意見を頂いています。
今週、改めて資料館の様子を確認してきました。
ちょうど修学旅行生達が去った午後4時頃でしたが、大変な人混みでした。外国人の方も多く、来館者のどなたもが、とても静かに、くいいるように被爆者の方の遺影、遺品、エピソードなどに見入っている様子に「ここは博物館でも美術館でもない、平和記念資料館なのだ」と改めて背筋が伸びました。
通常の博物館や美術館であれば、完全予約制などの対応もできると思いますが、これが最初で最後の広島訪問となる方が「平和記念資料館に入れなかった」という事態は極力避けたい。
私は11月の総務委員会の議案外でこの混雑問題を取り上げようとしましたが、閉会中審査はルールが厳しく、緊急性を満たさないとのこと!残念ですが12月会期中の総務委員会の議案外で取り上げる予定です。
朝晩の完全予約時間(※昼間の予約は時間は指定するが、拘束性はない)の利用率が20%台でまだ余裕があり、そこを使って頂くのが目下の課題です。
とり急ぎ、資料館のトップページの説明がややわかりにくいと思ったので、担当課から伝えてもらい、このページの一番上の画像のように変更してもらいました。
続きは、来月の総務委員会(議案外)質疑にて…。