6月27日、広島市議会総務委員会。こども図書館と「こども本の森」について委員外質疑しました。
ざっくりまとめ:「こども本の森」に関連しての計画見直しでは市民の意見も聞く…その他すべてこれからであると。
6月議会でいきなり出てきた、「こども本の森」。
世界的な建築家、安藤忠雄氏が岩手県遠野、熊本、神戸、大阪中之島に寄贈している「こども本の森」。それを広島市にも…という交渉が、安藤事務所と広島市の間で2年前から行われていた。
今まで議会にも知らされていなかった事でした。
私は、この2年間、先輩議員がたも市民の方々もこども図書館について市に提言してきた。市と安藤事務所の交渉について少しでも知らされていれば、また違ったやり取りができたはず。と述べ、何点か質問しましたが、
広島市立こども図書館の南側が「こども本の森」の候補地となっている事以外、すべて安藤事務所と交渉中であるという答弁でした。
たとえ建物の寄贈を受けても維持管理を行うのは広島市であり、一体どれほどの費用になるのか?
こども図書館、子ども文化科学館、青少年センターの集約化は国の補助を想定していたが、そことの関係は?
既設の各地のこども本の森は予約優先など入場制限が目につく。広島市に新しい安藤建築が出来たら、観光スポットとなり、市や安藤氏の意図する「子どもが本に親しむ空間」にならないのでは…一体そこをどうするのか?
何でも反対したいわけではない。とはいえ懸念点が多いです。引き続きフォローしていきます。